Available in: English | 中文(简体) | Español

2020年末スタンダード・アップデート

2020年12月更新


2020年の困難な状況を通し、メンバーである講師とスクールの皆様は、安全にコミュニティにヨガの恩恵を分かち合うためにヨガの絶え間なく変化する状況に対処されてきたことと思います。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックは個人と地域社会と財政の健全性を揺るがし、コミュニティにおける指導方法に現実的なインパクトをもたらしました。皆様のYoga Allianceとして、皆さんのニーズに最も良い方法でお応えするよう活動の方向性を決めていくことが私たちの責務であると受け止めています。

この困難な状況はいまだに続いていますが、この健康危機に関する世界規模の最新の研究や進歩のおかげで、パンデミック後の将来が少しずつ視野に入ってきています。その中で、この先何が起こりうるかを見据えながら戦略的な観点で、メンバー皆様の現実に合うように既存のスタンダードについて見直しをしております。

今日は、次のことを皆さんにお伝えしたいと思います: 2020年はたくさんのことをお願いしてきた上に、 今また、私たちから更なる変更をお願いする時期ではないと思っています。

この先の1年間、オンラインルール適用除外を通してメンバー皆様の経験から学ばせていただき、進化していくニーズを理解できるようメンバーの皆様のお声に耳を傾け、また、対話を持っていくとともに、グローバルレベルでの信頼性のある健康関連の情報資源を利用しヨガコミュニティに必要となっていく事項を予測しながらスタンダードをアップレベルする責任を果たしてまいります。今期は、計画していたスタンダードに関する取り組み(詳細は以下をご覧ください)を見合わせることにしています。

調整後のこれらのスケジュールは未定ですが、これまでと変わらず、現況を反映するスタンダードを第一とし、質の高い、安全でアクセシブルかつ公平なヨガの指導を支えるものにしていくことをお約束します。また、一旦タイムラインが定まりましたら、それらについて皆さんにご理解いただく時間を用意するとともに、皆さんが必要条件を満たせるよう十分余裕を持った期限を設定することもお約束します。これらの期限は、皆様の2023年のメンバーシップ更新日より前になることはありません。

以下に示しました各スタンダードのアップデートをご覧いただき、皆様ご自身と皆様の認定資格にどのように影響するかをご確認ください。

対象メンバー:

  • RYS 200s
  • E-RYT 200の資格を持つリードトレーナー

過去の告知内容と告知時期: 2019年6月に、すべてのRYS 200は次にくる更新日または遅くとも2022年2月までに新しいエレベーテッド・スタンダードにアップレベルが必須であることを お伝えしました

変更内容: COVID-19の影響を受け、現行のRYS 200メンバーに通達されていたアップレベルの期限は見送りとなりました。2021年は、オンラインルール適用除外の参加スクールから吸い上げられたデータから将来のスタンダードに活かせるような情報を参考にしていく予定です。2023年のスクールの更新日がくる前には皆様にタイムラインの詳細をお知らせしますが、アップレベルのための必要条件を満たすために十分な時間を用意いたします。

Members impacted:

  • RYS 200s
  • E-RYT 200の資格を持つリードトレーナー

過去の告知内容と告知時期: 2019年6月のエレベーテッドRYS 200 スタンダードのお知らせの中で、すべてのRYS 200のリードトレーナー(LT)は、2022年2月までにE-RYT 500にアップレベルしなければならないことをお伝えしていました。

変更内容: このLTの必要条件を満たさなければならない期限は、新RYS 200スタンダードの締め切り期限に合わせる見込みですが、その期限が見送られているので、こちらも同時に見送りとなりました。タイムラインの詳細は、2023年より前には皆様にお知らせしますが、アップレベルのための十分な時間を用意いたします。

Members Impacted:

  • RYS 300
  • RYS 500

対象メンバー: 過去の告知内容と告知時期:2019年6月にエレベーテッドRYS 200スタンダードに伴って、1年以内に300と500のスタンダードもアップレベルするとお知らせしました

変更内容: これらのスタンダードのアップデートを確定し、2020年6月に発表する準備をしていました。しかしながら、COVID-19の影響によってこのアップデートの内容を変更する必要があるかどうかを判断するため、この発表を見送ることにしました。2021年中は、オンラインルール適用除外から吸い上げたデータを最大限に取り入れていける方法を検討していく予定です。

数か月以内に立ち上げることになっているこの企画は、長期にわたる指導歴を持つ講師の方々の知識や見識の深さを、彼らが受けてきたトレーニングがRYS 200、300、500という「枠」に当てはまるかどうかに関わらず、E-RYT 500として認定するというものです。この企画は、Yoga Allianceの元来のミッションである「多くの道、ひとつのアライアンス」と、高質で公平なヨガの指導を支援するという現在のミッションの融合により生まれたものです。この「新しい道/パスウェイ」についての詳細情報はあと数か月ほどお待ちください。

過去の告知内容と告知時期: 2019年11月6日のニュースレターにて、Yoga Allianceの代表理事兼CEOであるシャノン・ローチがインターミディアリー・ステータス・プロビジョンの構想についてご説明し、2020年8月から2021年7月の間に、RYS のプログラムを3年以上指導してきたE-RYT 200の認定資格を持つリードトレーナー(LT)を対象として適用する計画でした。このプロビジョンを申請し認可を受けた講師は、E-RYT 500にアップグレードせずに今持っている E-RYT 200の認定資格と豊富な経験を合わせてLTとして継続してご活躍いただけるというものでした。これは、アップレベルが必要となる現リードトレーナー(LT)が、アップレベルのための時間がない、経済的な制約、あるいは、既に豊富な経験があり新たな資格を取得する必要性に疑問があったり、トレーニングを受けるためには地理的な問題がある、などを含む、考慮に値する障壁に直面して、アップレベルが難しい場合に備えて設定されたものです。

変更内容: このプロビジョンは、4つの主な懸念点において、リードトレーナーがそれらの懸念点を解消できるような多くの選択肢が増えたことによって現時点では意義がなくなってしまいました。

  • タイムラインに関する懸念: リードトレーナーの必要条件を満たさなければならない期限は、新RYS 200スタンダードの締め切り期限に合わせる予定ですが、その期限が見送られているので、こちらも同時に見送りとなりました。
  • 経済的な懸念: 最新の調査によると、全RYS 300とRYS 500の内半分のスクールがワークトレードや奨学金制度を設けていることがわかっています。リードトレーナーが、経済的支援を行っているスクールのティーチャートレーニングを容易に見つけられるように、近日中にこの情報をスクールメンバーがダイレクトリー(登録校名簿)の掲載内容に追加できるようにする予定です。
  • 豊富な経験が既にあるという懸念: 近々発表となるエクスペリエンスド・ティーチャー・パスウェイは、既にある経験の深さのため、RYS 300を修了することによる利点がないと判断したメンバーが利用できるものです。この企画は数か月のうちに立ち上げられる予定です。
  • トレーニングに参加する際の地理的な懸念: 2021 オンラインルール適用除外が追加されたことによってRYS 300プログラムもオンラインにてアクセスが可能になりました。これを受けて、地理的な制約によってRYS 300を受講できなかった多くのリードトレーナーがダイレクトリー(登録校名簿)を利用して遠隔で受けられるプログラムを容易に見つけられるよう検索機能に変更を加えました。適用除外を受けているRYSプログラムはYAダイレクトリー上でそのことを示すバッジが付与されているので、除外を受けているスクールをリードトレーナーが見つけやすいようになっています。

過去の告知内容と告知時期: COVID-19の拡大が始まった当初、ソーシャルディスタンシングのルールや公衆衛生の安全指針を遵守できるよう Yoga AllianceはRYSプログラムに期間限定で既存オンラインルールの適用除外を認可してきました。

変更内容: 2020年10月に、申請と必要条件を満たしたRYSメンバーには2021年末までオンラインルール適用除外が延長されることをお知らせしました。多くの場所でフィジカルディスタンシングの義務付けが継続され、結果として、メンバー皆様からの強い希望により、公衆衛生と安全性を最優先にするためにこの決定は下されました。

対象メンバー:
2021年9月までに申請したすべてのRYSメンバー

Available in: English | 中文(简体) | Español